◆第十二話 【未来無限】
赤壁の戦いで敗れた司馬懿。その司馬懿を中心に闘士への恨みの念がより集まったもの。それこそが献帝の正体だった。
闘士の滅亡を望む司馬懿にとって、闘士が背負う宿命の歯車を変えることが出来る孫策は、どうあっても邪魔な存在だった。
だが、孫策の活躍により「闘士が最後の一人になるまで何度でも蘇る」という言葉を残し、司馬懿は再び消滅する。
闘いも終わり穏やかな日常に戻る闘士たちだったが、関羽は司馬懿の最期の言葉が気に掛かっていた…。
その予感が的中したのか、許昌を始め南陽までもが次々と謎の勢力から襲撃を受けるのだった…。
脚本:本田雅也 絵コンテ:柳沢テツヤ、大畑晃一
演出:奥野浩行 作画監督:ごとうじゅんじ
◆第十一話 【燃える城】
自らの勾玉の宿命を断ち切るために放たれた呂蒙の渾身の一撃!!
その一撃に込められた呂蒙の闘士としての強さが1800年前の怨念の呪縛をも打ち破り、関羽の心を救うのだった。
しかし、氣を使い果たし呂蒙、関羽、趙雲は疲弊し闘う事も出来ない状態になってしまう。
そして、その機を待っていたかの様に献帝が現れ、呂蒙と関羽に牙を剥くのだった。
打つ手は無いかに見えたその時…怨念に操られる様に仕向け闘わされた借りを返すべく、傷つき、体内の氣も尽きているはずの関羽が立ち上がる…。
脚本:竹内利光 絵コンテ:大畑晃一
演出:吉田俊司 作画監督:斉藤和也、田中良
◆次回予告「未来無限」
◆第十話 【裂かれた闇】
互いに死力を尽くした一撃を放った呂蒙と関羽。
その衝撃で呂蒙は、意識を失ってしまう。
すぐさま意識を取り戻した呂蒙の目に趙雲と対峙する関羽の姿が映る。
関羽の正気を取り戻すため、趙雲は関羽と闘う決意をする。
期せずして始まった特Aランク同士の闘い、その結果は誰にも予想し得ない…。
一方、張飛もまた、立ちはだかる南蛮闘士たちを孫策らに任せ、冷艶鋸を携え関羽の元へ急いでいた。
だが、再び現れた孟獲の前に、苦戦を強いられてしまうのだった…。
脚本:竹内利光 絵コンテ:大畑晃一
演出:久保太郎 作画監督:清水勝祐
◆次回予告「燃える城」
◆第九話 【怒る愛】
因縁に操られるかの様に闘う呂蒙と関羽。
その最中、関羽の放つ闘気が呂蒙の左眼を疼かせる。
それもそのはず、呂蒙の左眼の龍は1800年前の関羽の怨念が呪われた龍として宿ったものだったのだ!
関羽の放つ本物の殺気に、呂蒙も本気を出さざるを得なくなってしまう。
1800年前の因縁の闘い。
その結末は、献帝の思惑通り互いの破滅をも引き起こしかねない…。
時を同じくして、孫策は、途中再会した馬超とともに周瑜たちの囚われた牢を探していた。
だが、二人揃っておバカ闘士なため、なかなか牢は見つからないのだった…
脚本:本田雅也 絵コンテ:大畑晃一
演出:小林浩輔 作画監督:中島美子
◆次回予告「裂かれた闇」
◆第八話 【再会は拳】
孫策を救うため、龍の力を開放した劉備。
しかし、龍の力とそれを押さえ込もうとする心が体内で衝突し、
その凄まじい葛藤のエネルギーから劉備の身体はフリーズを起こしてしまう。
水鏡と趙雲によれば劉備を元に戻せるのは関羽だけだという。
孫策は、関羽そして囚われた周瑜や呂蒙らを救うため、南蛮高校へと向かう。
一方、南蛮高校では、牢から呂蒙が献帝の元へ呼び出されていた。
だが、呂蒙を待っていたのは、正気を失った様子の関羽だった。
勾玉の力に意識を奪われたのか闘志を剥き出しにした関羽が呂蒙へと襲いかかる!
脚本:竹内利光 絵コンテ:大畑晃一
演出:藤本義孝 作画監督:鈴木勘太、大高雄太
◆次回予告「怒る愛」
◆第七話 【沈黙の涙】
成都学園滅亡を賭けた趙雲と孟優の一騎打ちは、趙雲の勝利で幕を閉じる。
敗北を認め自ら命を絶とうとする孟優を、劉備は間一髪で救うのだった…。
だが、献帝は既に次の手を打っていた。
南蛮高校・木鹿大王の操る野犬の群れが成都学園の周囲に襲撃の陣をしいていたのだった!
これ以上誰の命も危険に晒したくない劉備は、自ら闘おうとする。
しかし、劉備は、未だ自らの力を制御する事は出来ない…。
すると、命を救われた借りを返すために孟優が木鹿大王の説得を買って出るのだが…。
脚本:金月龍之介 絵コンテ:原田浩・大畑晃一
演出:吉田俊司 作画監督:湯川純
◆次回予告「再会は拳」
◆第六話 【群がる牙】
捕縛され南蛮高校に連行される周瑜達。
その途中、見張りのスキを突き許褚は馬超を連れ逃げる事に成功する。
一方、荒れ狂う海から陸地に流れ着いた、張飛と関羽に、南蛮高校頭首、孟獲の追っ手が迫る。
負傷のせいか視力が弱った関羽をかばい張飛は、一人孟優に立ち向かう。
だが、彼女もまた負傷してしまう…。張飛の命を救うため関羽は抵抗を捨て降伏を選ぶ…。
その頃、南陽、許昌には人質を盾にとった降伏勧告が送り付けられていた。
そして成都にはもう一人の南蛮高校頭首・孟優が自ら劉備の首を狙い乗り込んでいたのだった…。
脚本:本田雅也 絵コンテ:大畑晃一
演出:中川聡 作画監督:桜井正明
◆次回予告「沈黙の涙」
◆第五話 【魂の絆】
大闘士大会に向かう船を多数の南蛮高校闘士が襲撃する。
彼らを率いるのは、あの典韋だった!
たちまち船上は、激しい戦闘の舞台となった。
襲撃の最中、馬超はドジを踏み捕まってしまう。
彼女を人質に降伏を迫る南蛮闘士。
だが、関羽の飛ばした激により馬超は自力で危機を脱するのだった。
しかし、次の瞬間、突然無数の矢が飛来し、とっさに馬超をかばった関羽は負傷。海へと転落してしまう。
そして、関羽を追い海に飛び込んだ張飛ともども行方不明となってしまうのであった…。
脚本:金月龍之介 絵コンテ:大畑晃一
演出:奥野浩之 作画監督:奥野浩之
◆次回予告「群がる牙」
◆第四話 【招く悪魔】
馬超と修行をしていた孫策の元に、大闘士大会開催の勅状が届く。開催場所は銀ヶ島にある南蛮高校。主催者の名は「献帝」と書かれていた。かつて董卓が皇帝を名乗ったため、真の献帝の正体は謎に包まれていた。
一体何者…?そしてその目的は?
慎重に思案する周瑜、陸遜をよそに、孫策はいつものノリで参加を即決してしまう。
だが、その当日、孫策は港に向かう電車で居眠りをし、船に乗り遅れてしまうのだった…。
一方、そんな事情を全く知らない馬超は、師匠である孫策を応援するため、
呂蒙と急遽孫策の代わりを努めることになった周瑜、そして各校の代表を乗せた船に密かに乗り込んでいた…。
脚本:竹内利光 絵コンテ:大畑晃一
演出:久保太郎 作画監督:清水勝祐
◆次回予告「魂の絆」
◆第三話 【鍛える獅子】
劉備と2人でいる所を多勢のはぐれ闘士に囲まれてしまった馬超。その危機を救ったのは、偶然通りかかった孫策だった。
人数の差を物ともしない強さに驚いた馬超は、孫策に弟子入りを願い出る。
その場で了承を得られなかった馬超は、翌日、弟子と認めてもらうため孫策に会い南陽学院に行く。
必死に頼み込み、出された試練をもクリアした結果、なんとか弟子と認めてもらった馬超。
だが、弟子入りした後、孫策の悪ノリなのか、修行とは名ばかりの使い走りをさせられてしまうのだった…。
脚本:竹内利光 絵コンテ:大畑晃一
演出:小林浩輔 作画監督:中島美子
◆次回予告「招く悪魔」
◆第二話 【集う仲間】
許褚には歯がたたず、さらに情けまでかけられてしまった馬超。
このままでは韓遂の仇である曹操に勝つ事など到底出来ない…。
夢の中でさえ、自らの力量不足を実感する馬超。
うなされて目を覚ますとそこは、成都学園だった。
雨の中、ヤケを起こしている馬超を見かね、成都学園頭首・劉備が連れ帰ったのだった。
劉備、関羽、そして張飛と出会った馬超は、3人の互いに信頼しあう様を見て劉備に仕える決心をする。
これで、ついに五虎将軍がそろった成都学園。
だが、関羽は、この馬超との出会いに新たな戦いの兆しを感じるのだった…。
脚本:金月龍之介 絵コンテ:大畑晃一
演出:藤本義孝 作画監督:相坂ナオキ
◆次回予告「鍛える獅子」
◆第一話 【濡れる闘士】
現代を舞台にした闘士達の赤壁の戦いは終結し、曹操の中の魔王は消滅した。
孫策をはじめとする南陽、そして成都、許昌の闘士達にも一時の平穏が訪れた。
だが、それを打ち破るかの様に一人の美少女闘士が許昌学園に現れる。
見張りの闘士をなぎ倒し、留守を預かる曹仁をも軽くあしらい、校舎へと単騎で殴り込みをかける!
放送室を占拠したその闘士は涼州高校の“馬超孟起”と名乗り、曹操を挑発するのだった!
どうやら義兄弟の仇である曹操と勝負するために許昌に乗り込んで来たらしいのだが…。
脚本:本田雅也 絵コンテ:大畑晃一
演出:小野田雄亮 作画監督:ごとうじゅんじ
◆次回予告「集う仲間」