物語
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第拾弐話「専(あつ)まりて一と為る」

洛陽にたどり着いた孫策と孫権の前に、呂蒙の龍を取り込み強大な力を得た左慈が現れる。
さらには左慈の幻術によって正気を失っている呂蒙が、突然孫策に襲い掛かかる!

不意を突かれた孫策は気絶してしまい、そのスキに孫権が左慈にさらわれてしまう…。
絶体絶命のその時、王允の説得で正気に戻った呂布が呂蒙の前に立ちはだかる。
「あなたがどれ程強くなったか…私のこの体で確かめてあげるわ」 覚悟を決めた呂布と呂蒙の因縁の戦いが、いま始まろうとしていた…。

脚本:大畑晃一・赤星政尚 絵コンテ:大畑晃一 演出:イワナガアキラ
作画監督:宮澤努



第拾壱話「先ずその愛する所を奪う」

孫権の命賭けの説得で正気に戻った孫策に、意を決した様子で孫権は自らの正体を語るのだった。

彼女は孫権仲謀ではなく三国時代の周瑜の妻であった「小喬」だという。 孫権は夫となる運命の周瑜に一目会いたくて、孫策達のもとに来たのだが、 周瑜に要らぬプレッシャーをかけないよう呉英と張昭の計らいで名前を偽っていた。

だが、真相を知っても、今まで通り変らず「仲謀」のままだと言ってくれる孫策、 周瑜の優しさに、孫権は安堵の笑みを浮かべるのだった。

脚本:大畑晃一・赤星政尚 絵コンテ:内藤明吾 演出:松本マサユキ
作画監督:Kim Yoon Joung



第拾話「上兵は謀を伐(う)つ」

左慈と呂布の件で動揺した心の隙を突かれ、呂蒙は赤ずきんの手に落ちてしまった…。

連絡がつかない呂蒙を心配していた孫策達のもとに呂布が現れる。 孫策達は劉備や陸孫の話から呂布を警戒するのだが 孫策は一人で呂蒙の行方を聞くために呂布と共に行ってしまう。

呂蒙の居場所だと案内され連れて行かれた先は、あの洛陽高校だった。 すると、そこには赤ずきんの術中に陥り捕らわれた呂蒙の姿が…。

脚本:大畑晃一・赤星政尚 絵コンテ:ふくもとかん 演出:ふくもとかん
作画監督:HANJIN



第九話「算多きは勝ち、算少なきは勝たず」

関羽の身を賭した説得により何者かに操られた劉備の暴走は、からくも止まった。 だが、その代償は余りに大きく関羽、張飛、孔明、趙雲、黄忠は重傷を負ってしまった…。

孫策達は、劉備に暴走に至った心当たりを聞く。
すると、呂布と会った後に「誰かが体の中に入ってくる」様な異変を感じたとの事だった。
原因を確かめるため、急ぎ呂布のもとへ向かおうとした孫策を、南陽の軍師・陸孫が制止する。 陸孫の調べでは、呂布も操られているに過ぎないというではないか…。
劉備や呂布に術をかけたのは、何者なのだろうか…、
そしてその目的とは…。

脚本:赤星政尚 絵コンテ:内藤明吾 演出:政木伸一
作画監督:向山祐治